色々・・・

身近なものに愛着を♡

川合玉堂_枯淡の美

河合玉堂

名前からしていいでしょう。かわいぎょくどう・・・

 

 

月天心】1954年

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「月」それ自体を描かずして月を描く。この奥ゆかしさがたまんない。

ここに描かれているのは

月あかり

月の光ではなく、ここでは月あかりと言い表したい

寝静まる屋根の上に

足跡の絶えた雪道に

うっそうと茂る木々に

月はあまねく降り注ぐ

遠景に浮かぶ雪山の稜線

玉堂81歳の作。閑寂枯淡の墨筆の極みでしょうか

どこの誰ぞがお持ちか・・・

個人所蔵のため、画集でしか目にすること叶わぬ画のようです。

(※岡田文化財団パラミタミュージアムにあることが分かりました)

 

 

次は美術館で実際に観てきた画です。ひと目で気に入り、お土産に買った絵葉書

サイズが102.0×147.5cm 比較的大きな画です。

【深林宿雪】1936年

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玉堂の風景画にはこの画のように

小さく人物が描かれていることが多い。

風景にとけ込むように暮らしの息遣いが聴こえるようです。

アップでみてみると犬もいます。柴犬かな?

炭焼小屋の雪かきをしているのでしょう。詩情漂う光景です。

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【色紙十二ヶ月 9月】1926年

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抑えた色彩

屋根のもこもこ感、情緒豊かな好きな画です。